お茶は摘まれた生の茶葉を蒸す⇒揉む⇒乾燥 の工程を経て荒茶になります。その荒茶をブレンド、仕上げ、火入れを行い仕上げをする事で、はじめて皆さんのお手元に届きます。茶師の豊富な経験と卓越した技術が必要になり、掛川茶の香り・旨味・甘味・渋味を決める大事な要素となります。
茶葉を乾燥させ、独自の味や香りを引き出します。その日の気温や湿度、荒茶の状態によって変わる火入れ加減は、熟練の茶師の研ぎ澄まされた「五感」で的確に調整します。
掛川茶の味を活かすように、選定した各種の掛川茶葉を配合します。配合具合にも長年培ってきた技術が必要です。市内でも違う場所・条件で作られた茶を組み合わせることで、品質の向上を図ります。
荒茶には茎や葉など様々な形状が混ざっています。ふるい分けや切断をし、形を整えます。
お茶の本場「静岡県」の中で屈指の茶産地として知られている掛川市は、全国トップクラスの荒茶生産量を誇り、穏やかな気候、適度な雨量といった茶栽培に良い条件が揃った自然豊かな地で、名実共に認められています。
品質の高さも有名で、掛川市では8 年連続16 回目『産地賞受賞』しています。