佐々木製茶株式会社 佐々木製茶株式会社

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テレビ東京【WBS】ワールドビジネスサテライトで佐々木製茶が紹介されました。(2017/7/6)

テレビ東京のワールドビジネスサテライトのクルーの方が当社に取材にいらっしゃいました。

2017年(平成29年)7月6日、日本とEUは、これまで約4年3カ月にわたり交渉を続けてきた日EU経済連携協定の大枠合意に至りました。
そのなかで「お茶の関税と残留農薬基準」ついて紹介されました。

WBS

現在、EUでは日本茶を輸入する際、3kg以上で袋詰めしたものであれば無税、3kg未満の場合に3.2%の関税がかけられています。
当社は100gや1kgパックのお茶を輸出することが多く、この関税が撤廃されることは大変有り難く、輸出量拡大のチャンスととらえています。
しかし、番組で紹介されたように、EUへ輸出する際の最大の障壁は「残留農薬基準」です。世界の中では最も厳しい数値が設定させているため、基本的には無農薬栽培や有機栽培したお茶でないとクリアできる確率が低いのです。
幸い、農水省をはじめ関係者の長年の努力により、日本の有機JAS認定を受けたお茶であれば、EUでもオーガニック茶として流通できるようになったことで、当社の有機栽培茶はEUに問題無く輸出することができるようになりました。順調に実績を伸ばつつあります。

また、平成28年度の統計では、日本茶の生産量のうち、有機JASの格付けがされたお茶の比率は、約3.3%と圧倒的に少ないこともあり、当社も数量が絶対的に足らないという問題に直面しています。
そこで当社は、有機栽培でない慣行栽培のお茶でもEU基準をクリアできないか、研究室で研究し、防除案を策定。生産家の皆さんに協力を求めました。

「かねじょう」の茶園は、できるだけ低農薬で育てることを実践し、慣行栽培品でもEU基準値をクリアできるお茶が生産できるよう日夜努力を続けています。